7月17日にTリーグは6試合が行われた。

  まずはT1リーグを振り返る。
  T1リーグは第13節の2試合が駒沢第2球技場で行われた。まずは4位成立学園(12試合消化)と6位横河武蔵野FCユース(11試合消化)の一戦。開始2分、宮川湧弥のゴールで横河武蔵野FCユースが先制すると、その後は両チーム点を奪い合う展開に。36分、成立学園は中村樹生のゴールで同点とするが、その2分後の38分、横河武蔵野FCユースは見木友哉が勝ち越しゴールを決め、1点リードで前半を終える。迎えた後半も開始早々から動きを見せる。46分、秋和飛竜のゴールで成立学園が同点に追いつくが、横河武蔵野FCユースは65分北原祐希、71分、宮川湧弥が立て続けに決めて再び突き放した。その後成立学園も秋和飛竜のゴールで1点を返すも反撃はここまで。終わってみれば4対3。横河武蔵野FCユースが壮絶な打ち合いを制した。

  都立三鷹中等教育学校とFCトリプレッタユースの共に下位に低迷するチーム同士の顔合わせとなった試合は、CKから2ゴールを挙げたFCトリプレッタユースが3対1で勝利。T1リーグ残留へ大きな勝ち点3を獲得した。

 続いてT2リーグ第13節が2試合。5位大成(10試合消化)対8位日本学園(12試合消化)は大成が鮮やかな逆転勝利。前半20分に、日本学園・遠藤瑠生に先制ゴールを許すが、後半に入り50分、前坂隆之輔のアシストから濱川海人、52分には清水拓のアシストから山田大哉がそれぞれ決めて逆転。そのまま逃げ切った大成が2対1で勝利を収めた。

   9位東京実業(11試合消化)と5位東海大高輪台(10試合消化)の一戦は劇的な展開に。前半26分、東京実業がPKを決めて先制するとその後は拮抗した状況が続く。動きを見せたのは試合終了間際、後半アディショナルタイムに東海大高輪台が同点ゴール。東海大高輪台が土壇場で追い付き、このまま試合終了かと思われた直後、同じくアディショナルタイムに東京実業8番が値千金の勝ち越しゴールを叩き込む。最後まで貪欲にゴールを狙う姿勢が実を結び試合を決めた東京実業が2対1で難しい試合を勝ち切った。

 T3リーグは第5節、Aブロック、Bブロックそれぞれ1試合ずつが行われた。Bブロックではここまで3勝1分けのかえつ有明と1勝1分け2敗の保善が対戦。試合が動いたのは14分、保善は舟越裕哉のアシストから吉楽徳馬が決めて先制。1点のリードを得た保善はさらに57分にも小河原瑞生のゴールで突き放し、そのまま2対0で勝利。一方のかえつ有明はここまで4試合で13ゴールと、好調だった攻撃が抑え込まれ不発に終わった。

   T3リーグもう一試合、暁星と東農大一の一戦は3対0で暁星が快勝。後ほど、試合レポートを配信予定。

試合の結果は以下の通り。
なお、一部結果は後ほど配信いたします。

▽T1リーグ第13節の結果
成立学園 3-4 横河武蔵野FCユース
都立三鷹 1-3 FCトリプレッタユース
▽T2リーグ第13節の結果
大成 2-1 日本学園
東京実 2-1 東海大高輪台
▽T3リーグAブロック第5節の結果
暁星 3-0 東京農大一
▽T3リーグBブロックの結果
かえつ有明 0-2 保善

▽大会日程・結果・順位表
T1リーグ大会日程・結果
T2リーグ大会日程・結果
T3リーグAブロック大会日程・結果
T3リーグBブロック大会日程・結果
▽リーグ試合記事
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