鹿島アントラーズユース・柳沢敦監督

 鹿島アントラーズや京都サンガF.C.、ベガルタ仙台、そして海外でも活躍し、日本代表としても国際Aマッチに58試合出場するなど輝かしい成績を残した名選手、柳沢敦。現在、鹿島アントラーズユースの監督として、選手の育成・指導にあたっている柳沢監督に今季参戦中の高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2021 関東第9節、三菱養和SCユース戦後に話をうかがった。

ーー今日の試合を振り返っていただけますでしょうか??

 延期分の試合も含めて、三菱養和SCユースと東京ヴェルディユースの試合を落としてしまうと、昇格が厳しくなるので勝ち点3を取ることを目標に戦いました。その中で、前半は少し難しい試合展開で、お互いにいいところ消しながら戦いつつ、先制点を取れたことは良かったと思います。ただ、最後の部分で交代含め同点に追いつかれてしまったところは自分に責任があると感じています。

ーー前半の難しい展開とは具体的にどういったところでしょうか?

 ボールの失い方ですね。ロストしてから相手の狙いでもあったと思いますが、カウンターを受けてしまったところです。

ーー最後の2枚交代の意図はどういったところでしょうか?

 フレッシュな選手で最後の締め方というところで、十分役割を果たしてくれる選手がいたので交代のカードを切りました。出来れば追加点が欲しかったですが、ただしっかり終わらせるというところに関して、指示を出し送り出しました。

ーー今後の試合についてどういった戦い方をしたいと考えていますでしょうか?

 かなり厳しい状況に追い込まれている中で、一つ一つやっていくしかないと思います。ただ、やろうとしている事は良くなってきているので、それを勝ちに結び付けれるようなサッカーをしたいと思っています。

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東