プリンスリーグ関西で得点ランキング単独トップに浮上した阪南大高FW鈴木章斗

 今年のインターハイ大阪予選を制し4大会連続5回目のインターハイ出場を果たした阪南大高。そのインターハイでは3回戦で惜しくも神村学園(鹿児島)に3-4で敗れ、17年と19年のベスト16の壁を超えることが出来ず。しかし今年の阪南大高には充実の戦力も揃っており、プレミアリーグ復帰や選手権でも期待がかかる。そのチームで攻撃を引っ張るのが現在プリンスリーグ関西の得点ランキングで首位を走るFW鈴木章斗 だ。湘南ベルマーレに2022シーズン加入内定が決定し、湘南の練習とチーム活動を両立する鈴木にプリンスリーグ関西第10節大阪産大附戦(4-1勝利)後に話を聞いた。

ーーまず今日の試合を振り返ってもらえますか?

 相手も前からくるし難しい試合になると思っていました。前回対戦した時も苦しい試合だったのでそんな感じになるかなと思っていたんですけど、いい時間帯に点が取れて自分たちのペースで出来たんじゃないかなと思います。

ーーいつもボールを収めるのが上手いと思ってみているんですが、落下地点を他の選手よりも早くわかっているように見えるんですが?

 小っちゃい頃から野球もやっていたんでその影響もあるのかなと思います。

ーー野球をやっていたんですか!ではフライの落下地点ってことですね?

 そうです。落下地点はすぐ"この辺"てわかります。今日はちょっと風があったので難しい時もあったんですが、大体はわかります。

ーー前からプレーに余裕があったと思うんですが今日は一層感じられて、風格というか。

 やっぱり湘南の練習に行って、あっちのレベルが高いのでその分こっちではプレッシャーもそこまで速くないし出来ているんですけど、あとはしんどい場面で取られることが多いのでそこは直さないといけないところです。

ーー湘南の練習だと今日みたいにいかないんですか?

 そうですね、ボールが来る前に考えておかないと。

ーー詰めるのが速いんですね?

 そうです。ボールが来てから考えたらもうパスコースがなくて、詰められて取られてって感じです。

ーーではかなり考えてプレーしているって事ですね?

 はい、そこはプレー判断を意識してやっています。

ーーどれぐらいの期間参加していたんですか?

 3週間前ぐらいに行って2週間ぐらい参加しました。

ーーエリートリーグは出ましたか?

 出ていないです。練習試合は出れたんですけど、そこでは3-5-2のボランチで出場しました。

ーーボランチですか?

 FWは人が多くて。めちゃくちゃ多いんで。

ーーその時はどうでしたか?

 まだボランチのところとか、守備の締めるところとかがわからなかったんですけど、そこはやっぱり慣れていかないといけないところだと思います。

ーー沢山ボールを触れるようにって事かもしれないですね?

 そうですね、多分FWだったら自分がまだ(ボールを)受けれていないので、そういうところもあるのかなと思います。

ーーインターハイはどうでしたか?

 自分たちのサッカーが出来ないまま終わってしまった感じでした。

ーー神村学園戦の試合直前の練習で怪我をしてしまったと聞いたんですが?

 そうですね、それも悔しかったです。100%で出来なかったので悔しかったし情けなかったです。

ーー課題は見つかりましたか?

 得点力のところはもっと求めていかないといけないと思いますし、あとはプレー判断を早くしてボールを失わないところ。もっと怖さのあるFWになっていかないといけないなと思いました。

ーー今日、京都橘の木原君が浦和レッズ入団内定と発表されましたが、彼はセレッソU-15で鈴木君はガンバジュニアユースの出身ですが意識はありましたか?

 その頃は自分自体があまり試合に出れていなかったので、セレッソに対する意識はそんなになかったです。

ーー今は木原君に対して同じプリンスで戦うFWとして意識しますか?

 そうですね、高校に入って彼の方が注目されている選手だと思うので、そこでライバル視というか負けたくないって意識はあります。

ーーそれは2年生の頃からですか?

 そうですね、彼は2年生で選手権に出ていたので、そこで負けられないと思いました。

ーー来年は同じJ1の舞台に進みますが?

 そうですね、浦和レッズはビッグクラブなので、そこに行くのは実力も凄いし、それでも自分も負けたくないのでプロに行ってからも意識すると思います。

ーープリンスリーグで首位の履正社まで勝ち点2差に迫りましたが?

 やっぱりこの4試合は勝たないと履正社との直接対決に勝っても抜かせないので、そこは意識しています。そして履正社にも勝てるように準備をしていけたらなと思います。

ーー今日で得点ランキング単独トップになりましたが?

 まずはやっぱりチームの勝利が大事なんで、そこは後からついてくると思うので、先ずはチームを優先してその後にそこも狙えればと思います。

(文・写真=会田健司)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西
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