都立南葛飾・山口一樹コーチ
第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝、青稜対都立南葛飾の一戦が9月26日に行われた。試合は7-2で都立南葛飾が青稜に勝利。先制を許しながらもすぐに逆転、7発快勝で2次予選進出を決めた都立南葛飾・山口一樹コーチにゲーム後、話をうかがった。
ーーまずは試合を振り返っていただけますでしょうか?
やはり1次予選のブロック決勝ということで、まずは勝つことができて良かったと思います。
ーー先制点を許してしまいましたが、時間帯も早かったこともありそこまで慌ててはいない様子でしだが?
そうですね、そこまで焦りはなかったです。相手の青稜さんも力があるチームだということは分かっていましたし、ブロック準決勝からの期間、チームとして準備してきたものがあったので。ミスはありましたけれどもそれでネガティブになるわけではなく、しっかりと準備したものを出そうと思っていました。
ーー追い付いた後、前半だけで3得点を奪い逆転しましたが、ハーフタイムではどういった指示を出されたのでしょうか?
相手がロングスローから得点を狙ってくる形は予想していましたので、それをできるだけさせないようにということを意識させました。相手の有利な形にはさせず、逆に押し込んでいこうという話もしました。
戦況を見つめる山口コーチ
ーー後半も4得点を奪い結果として7ゴールですが、攻撃陣についてはどういった評価でしょうか?
得点力というところはウチのチームの武器ではあると思うんですけれども、後半に入って1点返された後の戦い方だったりとか、緊迫したゲームでの戦い方などは、まだまだ課題かなと思っているので。選手たちも都大会で勝ち進んでいくことを目標にやっているので、今日の試合をしっかり分析して、この課題をしっかり改善できるように練習し、レベルアップした形で都大会につなげたいと思っています。
ーー今年のチームの特徴というのはどういうところでしょうか?
選手個人にパワーがあって、チームとしてエネルギーがあるところに特徴があると思います。
ーー山口コーチから見て今日のゲームでしっかりと仕事をしてくれたなと思う選手は誰でしょうか?
みんな頑張ってくれましたけれども、FW11茂木恭馬などはポジションを変えながら、いろいろなタスクがある中でも守備にも攻撃にもしっかりやってくれたと思います。
ーー2次予選進出が決まりましたが次戦に向けて意気込みをお願いします!
2次予選では今までやってきたこととは違う戦いになると思います。ただ選手たちも私たちも、そこ(2次予選)を見据えて準備してきているので、それを表現できる機会でしっかりと戦いたいと思っています。
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選