大阪商大堺で背番号10を背負い攻撃陣を引っ張るFW美坐颯斗

 今年のインターハイ予選では6回戦でベスト4入りした近大附に1-2と惜敗した大阪商大堺。選手権大阪予選では3回戦から登場し、CKからの3発で大阪教育C附を破り初戦を突破。その初戦でCKのキッカーを務め、前半の貴重な2ゴールの起点となったのがFW美坐颯斗(みざ そらと/3年)だ。背番号10を背負う副キャプテン美坐選手に試合後話を聞いた。

ーー今日の試合を振り返ってもらえますか?

 早い時間帯で1点欲しかったんですけど、中々入らなくて。でも1点入ってからの5分をみんなでイメージしていて、そこから流れを持っていけたと思います。

ーー初戦という事で緊張しましたか?

 緊張もあったんですけど、試合に入る時に「楽しもう!」って雰囲気でした。"勝つ"よりも"楽しむ"っていうのをイメージしていたので、楽しんで初戦を勝てて良かったです。

ーーCKを両足で蹴っていましたが、CKの時に心掛けていたことは何ですか?

 CKを両足で巻いて蹴れるように、自主練で左足の練習をしていました。やっぱり試合でそれが出来るのは大きいかなと思っていたので。ニアとファーを使い分けてしっかり蹴れたと思います。

ーー監督さんから、チームの立ち上げの時に色々あって試合からも外れたりしていたってお聞きしたんですが、そこから這い上がってきた1年を振り返ってもらえますか?

 最初、スタートのところであまりよくなかったんですけど、インターハイから心を入れ替えることが出来て、リーグ戦でも徐々に持ち上げられてきました。インターハイではベスト16まで行ったんですけど、もう一個上に行けるように頑張っていきたいと思います。

ーー副キャプテンとしてチーム全体もみる役割もあったと思うんですが、今年のチームに対してはどう感じていますか?

 去年は一個上の先輩が結構声を出してくれていたんですけど、今年は声を出す人があまりいないので、静かな時も自分が練習から声を出していこうと意識してやっています。

ーーインターハイは6回戦までいって近大附相手に良い試合が出来たと思うんですけど、その後のリーグ戦で引き分けが続いたとの事ですが?

 リーグ戦では自分たちの引き分けが多くて、他のチームが負けてくれないとっていう状況なんですけど、選手権はリーグと違って1点差でも勝つ事が大事なので、練習でも「PKでも勝つ」とみんなで言っているので、まずは初戦に前後半で勝つことが出来て良かったです。

ーー試合を観ていると、チームとしては裏を狙うスタイルでCKとロングスローの武器があると思うんですけど、やっている選手としてはそこについてはどう思いますか?

 練習試合でもそれが通用する相手と通用しない相手がいるんですけど、近大附とか常翔学園とか強い相手でも通用すると思ったので、そこは武器にしてここからも勝って行けたらと思っています。

ーー個人的な所だと自分の強みはどこになりますか?

 両足で蹴れるのと、スピードを使えるところです。あとはドリブルも結構得意な方だと思います。もっと試合をコントロール出来たらいいんですけど、そこは任せて自分の武器を使って縦への勝負だったり、ゴールに向かうプレーをしていこうと思っています。

ーー中学校の時はポジションはどこをやっていましたか?

 中学校の時は最初はボランチとか低めのポジションだったんですけど、2年生の途中からサイドとかFWで出てからフィットしてそこから攻撃の選手になっていきました。

ーー高校を選んだ理由を教えてもらえますか?

 練習会に参加した時に、上のチームの雰囲気とか、先輩後輩の関係とか、そういうところが良くて。あとは練習会でみんなと仲良くなれたので、「ここがいいな!」と思えたので決めました。

ーーAチームの試合に出始めたのはいつからですか?

 1年生からAには入れてもらっていて、1年生の夏休み終わりぐらいから出してもらえるようになってそこからです。

ーー中学校の時からプレイヤーとしてどういったところが成長出来ましたか?

 中学校の頃は試合で成長していたんですけど、高校に入って練習から質が高くて、先輩にもアドバイスを貰えたりして個人として成長できたと思います。

ーー最後に選手権での目標を教えてもらえますか?

 自分たちの最後の年なので、引退が延びるように一つでも勝って上に行って、少しでも長くみんなとサッカーが出来るように頑張りたいと思います。

(文・写真=会田健司)

▽第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
第100回全国高校サッカー選手権大阪予選