最終ラインで身体を張り続けた日新キャプテンDF徳原慶翔
選手権大阪予選2回戦で岬に勝利した日新は3回戦で大冠に挑むも1-6で敗戦。「自分たちで考えて練習からやってきてくれたので、最後まで気持ちを切らさず、諦めずにやり切ってくれた」(朝山監督)と最後まで戦った日新。その厳しい試合の中でも最終ラインで身体を張り続けたキャプテンのDF徳原慶翔に試合後話を聞いた。
ーーまず今日の試合を振り返ってもらえますか?
相手が格上という事もあって力の差を見せつけられて手も足も出なかったです。
ーー最初にCKからやられてしまいましたけど、試合の入りのプラン的にはどういう感じでしたか?
相手が3バックなので裏の空いているところを狙っていたんですど、相手のCKが上手すぎて一気にいかれてしまいました。そこから崩れてしまったんですけど、1点は取り返すことが出来たのでそこは良かったです。はじめは流れも良かったんですけど敵わなかったです。
ーーセンターバックとして球際も戦っていましたが、やっていて手応えはどうでしたか?
防げるところもあってそこは良かったんですけどその後、チャレンジ&カバーのカバーのところが曖昧になってやられてしまったので、そこをもう少し締め直せればよかったと思います。
ーー試合を観ていてみんな声を出せるチームだと思ったんですが、キャプテンからみて今年のチームはどんなチームでしたか?
はじめの方は試合に勝てないことも多かったんですけど、途中からミーティングでも「声を出していこう」と言ってきて、声が出せるチームになってきて勝てる試合もでてきて上位リーグにも入れたので、チームとしては後半の部分は凄く充実していました。
ーー今日も最後まで諦めずに顔を上げて戦っていたたのが印象的でしたが、キャプテンとして気を付けてきた事は何ですか?
やっぱり失点した後に顔を下に下げないで、1点を取り返しに行く姿勢をみせることが重要だと思っています。
ーーキャプテンをやってきて苦労したことはありますか?
自分があまり前に出るタイプではないんですよ。それでキャプテンを任されて初めてのことが多かったので、先生にも手伝ってもらいながらなんとか最後までやれました。
ーーキャプテンをやって成長できた部分はありますか?
声を出すタイプじゃなかったんですけど、キャプテンになって出さないと務まらないので、積極的に声を出してきて。そういうところではちょっとだけ成長できたと思います。
ーー3年間振り返ってみてどうですか?
去年もそうだったんですけど今年も凄くいいチームで、練習もオフの時も凄い楽しかった3年間でした。
ーー最後に3年間一緒にやってきた仲間に対しての想いを教えてください。
ほんまに何でも言い合える仲で、ほんまに楽しくて、凄くよかったです。
(文・写真=会田健司)
▽第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
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