山形決勝を制した羽黒が全国へ！大阪では全国屈指のタレント軍団・興國が敗退　31日も全国で予選が開催

12月28日に全国大会は開幕

　第100回全国高校サッカー選手権予選が10月31日も全国各地で開催された。

　北海道と秋田で出場校が決まっている北海道・東北地区では山形決勝が行われ羽黒が東海大山形を1-0で下し3年ぶりとなる全国大会出場を決めた。岩手予選は準決勝2試合が行われ、専大北上と盛岡商が決勝に駒を進めた。

　関東地区でも各地で熱戦が展開。千葉では決勝トーナメント準々決勝2日目が開催され、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 EASTで戦う流通経済大柏が八千代を2-0で撃破。準々決勝もう1試合では白井が中央学院を3-1で下し準決勝に駒を進めた。大会2連覇中だった昌平と令和3年度全国高校サッカーインターハイ（総体）埼玉予選を制した正智深谷が3回戦で敗退する波乱があった埼玉予選では準々決勝2日目が行われ、武南と西武台が勝利を収めた。群馬では1次トーナメント1回戦が行われ8校が勝ち進んだ。

　東海・北信越地区では、福井で準決勝が行われ、大会4連覇を狙う丸岡と北陸が優勝に王手をかけた。静岡では決勝トーナメント1回戦が行われ、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 東海勢が登場。静岡学園、藤枝東、清水桜が丘などが勝利した一方で、浜松開誠館と富士市立は初戦敗退。令和3年度全国高校サッカーインターハイ（総体）静岡予選準優勝の清水東も姿を消した。

　関西地区では、大阪で全国屈指のタレント軍団興國が初優勝を狙う大阪産大附にPK戦の末に敗れ4強入りを逃した。京都予選は4回戦が開催され京都橘、東山、京都共栄などが勝ち進んだ。奈良では山辺、奈良育英、五條、一条が準決勝に駒を進めた。

　中国・四国地区では、広島と山口で準々決勝が実施。広島では瀬戸内、沼田、広島皆実、広島観音が準々決勝を突破。山口では高川学園、聖光、西京、宇部工が4強入りを果たした。

　九州・沖縄地区も各地で予選が実施。福岡では準々決勝2日目が開催され、大会2連覇を狙う高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 WEST所属の東福岡がPK戦の末に希望が丘を下した。前回大会4強で高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021九州で戦う筑陽学園は2-1で全国選手権出場回数14回を誇る東海大福岡(東海大五)を退け準決勝に駒を進めた。佐賀では佐賀東と佐賀商が優勝に王手。熊本では準々決勝が行われ高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 WEST所属で令和3年度全国高校サッカーインターハイ（総体）出場校の大津、熊本国府、秀岳館、慶誠が勝ち進んだ。長崎では国見と創成館、長崎日大、長崎総科大附が4強進出。鹿児島では県大会1回戦2日目が行われ12チームが2回戦進出を決めている。

　出場校決定日は以下の通り。(※開催日は現時点のもの)

▽北海道・東北
北海道予選：北海(2年ぶり11回目)
青森県予選：11月7日
岩手県予選：11月7日
秋田県予選：秋田商(2年ぶり46回目)
山形県予選：羽黒(3年ぶり8回目)
宮城県予選：11月6日
福島県予選：11月7日

▽東海・北信越
新潟県予選：11月7日
富山県予選：11月6日
長野県予選：11月6日
石川県予選：11月7日
福井県予選：11月7日
静岡県予選：11月13日
愛知県予選：11月14日
岐阜県予選：11月13日
三重県予選：11月7日

▽中国・四国
鳥取県予選：米子北(12年連続17回目)
島根県予選：11月13日
広島県予選：11月14日
山口県予選：11月14日
岡山県予選：11月6日
香川県予選：11月13日
愛媛県予選：11月13日
徳島県予選：11月13日
高知県予選：11月7日

▽九州・沖縄
福岡県予選：11月14日
佐賀県予選：11月13日
大分県予選：11月14日
宮崎県予選：11月6日
熊本県予選：11月13日
長崎県予選：11月14日
鹿児島県予選：11月7日
沖縄県予選：11月13日

▽第100回全国高校サッカー選手権予選
第100回全国高校サッカー選手権予選