静岡学園・川口修監督

 10月31日、第100回全国高校サッカー選手権静岡予選の決勝トーナメント1回戦、静岡城北静岡学園の一戦が行われた。序盤は静岡学園が相手の守備に苦しむものの、合計27本のシュートを浴びせ6得点を奪い静岡城北を下した。

 完勝で準々決勝進出を決めた静岡学園・川口修監督はゲーム後、「初戦は難しい試合になると思っていたので、まずは勝利できて良かったと思います」とコメント。シュートを放ちながらなかなか点が取れなかったことについては「相手が人数をかけて厳しい守備をしていたのでなかなか点が取れなかった。ただ攻め続けた結果、前半で2点取れたので入りとしては悪くなかった」と続けた。

 結果的に6得点したことを聞かれると「ウチは攻撃を重視して、どうやって点を取るかをいつも考えているので、まだまだゴール前の質というところで課題はあった」と大勝にもおごらず。

 この日起用したFW19松永颯汰(3年)の動きを問うと「ずっとFWとして起用していた持山(匡佑)がいなかったので起用した。松永も本当はFWの選手ではないが、どれくらいできるのかを見たかった。そういう意味ではPKも含め2点取ってくれたので、これから良くなってくる感じはある」と今後に期待を込めた。

 次戦以降については「我々は一戦必勝でやっていく。とにかく目の前の試合で自分たちの良さを出し、静学らしいサッカーをして勝ちたい」と意気込みを語った。

▽第100回全国高校サッカー選手権静岡予選
第100回全国高校サッカー選手権静岡予選