静岡学園FW松永颯汰

 10月31日、第100回全国高校サッカー選手権静岡予選の決勝トーナメント1回戦、静岡城北静岡学園の一戦が行われた。序盤は静岡学園が相手の守備に苦しむものの、合計27本のシュートを浴びせ前半終了間際に2得点、後半にも4得点を奪い静岡城北を下した。

 この日2ゴールを挙げ勝利に貢献した静岡学園FW松永颯汰はゲーム後、「チャンスをもらえてしっかり結果を残せたことは良かった」とコメントし、「前半はなかなかゴールを奪えず、ここで自分がゴールを奪わないとダメだと思った。(自分のゴールで)チームを乗せられて良かった」と続けた。

 新人戦、県総体は主力として試合に出ていたものの、インハイ予選では怪我などもあり試合に出場できなかった松永は、この日の起用について「一発やってやるしかないという気持ちだった。全国まで自分が連れていくんだという気持ちで試合に臨んだ」と闘志をみなぎらせていたという。

 試合に出られなかったメンバーに対しては「自分も夏は置いていかれたという気持ちもあった。ただ、そこからまた復活できた」と自身の姿を重ね、苦しかった思いも吐露。

 これからの戦いに向けては「厳しい戦いになると思うが、このままチームで一致団結して優勝したい」と意気込みを語った。

▽第100回全国高校サッカー選手権静岡予選
第100回全国高校サッカー選手権静岡予選