この4チームの中から全国屈指の激戦区大阪を勝ち抜くのはどこだ
204チーム(208校)参加の第100回全国高校サッカー選手権大阪予選の準決勝2試合が明日11月7日にヨドコウ桜スタジアムで行われる。
第1試合ではインターハイ大阪予選王者の阪南大高と初優勝を狙う大阪産大附が激突する。4年連続の準決勝に臨む阪南大高は今大会無失点と守備が安定。湘南内定FW鈴木章斗を軸に攻撃陣も強力だ。対する大阪産大附は準々決勝で興國との壮絶な打ち合いを演じた。3度もリードを許しても諦めないメンタルが驚異的な粘り強さを生んでいる。
両チーム、直近での対戦時は4-1で阪南大高が勝利している。興國戦で大阪産大附は前から積極的にプレスを仕掛けたことによってDFラインが下がり過ぎず、攻撃時にもSBが高い位置を取ったサイド攻撃が機能した。しかし阪南大高は中盤を飛ばす戦いも出来る為、大阪産大附がどこまで積極的な守備をするかがポイントになりそうだ。
第2試合では前回大会王者の履正社とインターハイ予選準優勝の大阪桐蔭が対戦。履正社は今大会無失点と安定した戦いが出来ている。ここ2試合は1-0とロースコアでも勝ち切れるチームだ。大阪桐蔭は2戦連続て早い時間に先制を許す展開から跳ね返して勝利してきた。ハードワークで主導権を握り押し込むのが必勝パターンだ。
両チーム、直近での対戦時は3-0で履正社が勝利している。履正社はFW廣野大河が怪我の影響で準々決勝をベンチスタートとエースの状態は不透明だが、MF名願斗哉とDF西坂斗和の2年生左サイドコンビを筆頭に、廣野の代わりに出場したFW古田和之介も計算が立っただけに武器は豊富だ。大阪桐蔭はMF藤澤壮汰のスーパーミドルで準々決勝を勝ち抜いたが、前半は前線が機能せずFW大野陽平は前半途中で交代を告げられた。FW大野には悔しい試合になってしまったが、この大一番で背番号10に今大会初ゴールが生まれればチームも波に乗るはずだ。
なお決勝は吹田スタジアムで11月13日13時キックオフの予定になっている。
【11月7日準決勝@ヨドコウ桜スタジアム】
第1試合11:00 阪南大高 - 大阪産大附
第2試合13:30 履正社 - 大阪桐蔭
【3回戦からの登場】
賢明学院、大阪商大高、河南、大阪朝鮮高級学校、関大北陽、香里ヌヴェール学院、初芝立命館、帝塚山泉ヶ丘、大体大浪商、摂津、桜宮、大阪偕星学園、堺西、大阪商大堺、清明学院、大商学園
▽第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
第100回全国高校サッカー選手権大阪予選