PK戦でも大活躍をみせた近江の守護神GK山田和季
11月20日、プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)1回戦がJグリーン堺で行われ、近江(滋賀2)が今年のインターハイで全国8強、選手権でも全国大会に出場する東山(京都1)にPK戦で勝利し初戦を突破した。近江は決定戦に進出しプリンスリーグ1部昇格を賭けて近大附(大阪2)と対戦する。この試合、ファインセーブでチームを救い、PK戦でも大活躍をみせた近江の守護神GK山田和季に試合後話を聞いた。
ーー今日の試合を振り返ってみていかがだったでしょうか?
今回のこのプリンス昇格戦、相手(東山)はインターハイも選手権も出ているところなので、インターハイも選手権も僕らは出れなくて、後輩に何も残せなかったので、ここで自分たちが勝てば後輩たちに残せるものが出来ると思って挑みました。
ーーPK戦にはどういう意気込みで挑みましたか?また、止めた瞬間の気持ちを教えてください。
選手権(準々決勝vs立命館守山1-1:PK4-5●)では2年生のGK野村(仁人)がPKキーパーとして最後に出て負けてしまったんですけど、そこに悔しい気持ちがあったので"自分が出て止めてやる!"って思っていて、実際止めれたので気持ち良かったです。
ーー選手権ではPKの前に交代になってしまったんですね?
そうですね、PK練習の時に止められてなかったので、いつも止めている方を出すという事でした。
ーー試合も戦えていたと思うんですが、手応えはいかがでしたか?
"みんな最後なので楽しくやっているな"って思いました。ここで特に3年生が一個、勝ちにこだわってやれたのは大きいなと思います。
ーー次の試合に向けて意気込みをお願いします。
今回ゼロで抑えられたので、次の試合も相手は強いところだと思うんですけど(この後対戦相手が近大附に決定)、自分たちの力をしっかり出して悔いのないような終わり方に出来ればと思っています。
(文・写真=会田健司)
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2021プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2021プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)