この日2ゴールを奪った桐生第一FW53寶船月斗

 11月27日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第17節、桐生第一(群馬)対帝京(東京)の一戦が行われた。強風の吹く中で行われた試合は、風上の帝京が序盤から主導権を握り前半終了間際に先制。サイドが変わった後半は逆に桐生第一がペースを握り2点を奪い桐生第一が逆転すると、帝京の反撃を振り切り、2-1で桐生第一が勝利した。

 この日2ゴールを挙げ勝利に貢献した桐生第一FW53寶船月斗(3年)はゲーム後、「いつもと少し違うメンバーで前半は入って、風も強い中で失点はしてしまったが、後半はメンバーも交代しつつ自分たちのサッカーができた。逆転できて良かった」とコメント。

 選手権群馬予選決勝から中3日でコンディションやモチベーション的な面を聞くと「正直モチベーションの部分では難しいところもあったが、選手たちで声を掛け合って、練習からも前向きに切り替えることができた」と話した。

 自らの2ゴールについては「1点目はたまたまというかラッキーなゴールだった。2点目は自分のスピードも活かせたので良かったと思う」と振り返った。

 次節勝利すれば進出できるプレミア参入戦に向けては「次節の東京ヴェルディユース戦はしっかり戦って点を取って絶対に勝ちたい。参入戦に行きたい」と意気込みを語った。

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東