三菱養和SCユースFW依田悠希

 11月28日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第17節、三菱養和SCユース(東京)対前橋育英(群馬)の一戦が行われた。試合は前半終了間際に前橋育英MF10[tplayer]笠柳翼[/player](3年)がゴール前のFKを直接決めて先制するも三菱養和SCユースは後半アディショナルタイムのゴールで追い付き、1-1のドローに終わった。

 試合終了間際に劇的な同点ゴールを決めた三菱養和SCユースFW19依田悠希(2年)はゲーム後、「最後の5分間くらいしか出場していないが、自分がゴールを決めて、試合をひっくり返してやろうと思っていた。チームの勝利のために自身の100%以上の力を出せた」とコメント。

 ゴールシーンについては「FW11須藤太一(3年)からのクロスに合わせた。練習でもクロスの形からのシュートはやっていたので、練習通りに決めることができたのは良かった。しっかり膨らんで相手の背後を取ってヘディングできた」と話しつつ「ヘディングは予想外だったが完璧だった。決まった瞬間はめちゃめちゃ気持ち良かった」と今季初ゴールを喜んだ。

 この日のゲームが3年生にとってはホームグラウンドでの最後の試合だったが「3年生は最後のホームゲームだったので、絶対に勝ってプレミアの参入戦に進出したかった。(参入戦に)進めなかったのは本当に残念」と悔しい思いを口にした。

 来年以降、チームの中でどういう存在になっていきたいかを問われると「3年生が自分たちを引っ張ってくれた。今の自分たちがいるのも3年生のおかげ。感謝の気持ちを持って、次の試合から来年に向かっていきたいと思っている」と前を向き意気込みを語った。

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東