ダメ押しとなるチーム2点目を決めた京都橘DF前山仁

 高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西は12月4日、第18節の最終節5試合がJ-GREEN堺で一斉に開催された。メイン会場であるS1で行われた阪南大高(大阪)と京都橘(京都)の一戦は、FW木原励とDF前山仁のゴールで京都橘が2-0で勝利した。

 3年生だけで挑んだこの最終節で、見事にダメ押しとなるチーム2点目を決めた京都橘DF前山仁に試合後話を聞いた。

――ゴールシーンを振り返ってもらえますか?

 今日は何が何でも(ゴールを)取りたかったので取れて良かったです。15番のMF日野晃太郎と小学校から一緒にやってきて、高校でも3年間一緒に戦ってきたので、(MF日野のユニフォームを下に着て)ゴールを決めて見せれて良かったです。

――3年間を振り返ってもらえますか?

 このメンバーで揃って選手権い行けなかったのが一番悔しくて、後悔もあるんですけど、プリンスをこういう形で締めくくれて良かったです。

――今日は選手たちがかなり気合が入っているように見えましたが?

 最後2節はオール3年生で戦えたので、チーム一丸となって戦えたと思います。

――木原君がキャプテンとしてやってきましたが、そこについてはどうでしたか?

 (木原)励中心に3年間やってきて苦しい時もあったんですけど、みんなで助け合ってやって来れたのは良かったんですけど、やっぱり選手権というところに行けなかったのが何より悔しいです。

――進路は決まっていますか?

 僕は広島の福山大学に行きます。先輩の郷田凪砂選手とセレッソ西からずっと一緒だったので、その尊敬する先輩のところに行ってもう一回自分を鍛え直してプロになりたいと思っています。

 (文・写真=会田健司)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西