決勝ゴールを決めチームを勝利に導いた履正社MF張山拓夢
12月10日、広島県内で高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021 プレーオフが開幕した。初日は1回戦6試合が3会場で実施。履正社(大阪)は37分のMF張山拓夢の決勝ゴールによりツエーゲン金沢U-18(石川)に1-0で勝利しプレミア昇格に王手をかけた。
決勝ゴールを決めチームを勝利に導いた張山は「(西村)和弘君がドリブルで股を抜いて相手の意表を突くパスをくれて、前が空いていたのでドリブルで運んでシュートを打ちました。ポストに当たって入って良かったです」とゴールシーンを振り返った。
厳しい内容での勝利となったが、「失点したら試合がしんどくなるので、失点しないで点を取る事を意識していました。相手がJユースクラブでパス回しも上手くてボールを持たれるシーンが多かったので、そこは我慢をして攻撃の時に力を発揮することを考えていた」と、まずは失点をしない事を意識して我慢強く戦ったと話した。
「間合いで抜くのが得意なので」と得意なドリブルから奪った値千金の決勝ゴール。大事な試合で点を取り「嬉しかった」と喜ぶ張山は「次のカマタマーレもJユースクラブなので強いしボールを回されると思うんですが、みんなで守って点を取って勝ちたいと思います」とプレミア昇格がかかる次戦に向けて意気込みを語った。
(文・写真=会田健司)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021 プレーオフ
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