昭和第一学園・鈴木龍監督

 12月19日、令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区準々決勝、昭和第一学園桐朋の一戦が行われた。試合は立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げると、80分では決着が付かずPK戦へ突入。PK戦を昭和第一学園が6-5で制した。

 昭和第一学園の鈴木龍監督はゲーム後、「リーグ戦が終わってから準備期間が1か月程しかない中でのチームだったので。勝負できる土台は作ったつもりでしたが、細かい所でボロが出て苦しいゲームになってしまった」と振り返り、「自分たちが相手も見ている人も驚かせるようなプレー、見ている人を楽しませるサッカーをするのがウチのコンセプト。それとヘディングはウチのアイデンティティ。負けたくない部分ではあります」と続けた。

 さらに「コロナ禍ではあるが、オンラインなど含めて年末年始の期間は家族などいろいろな人とかかわることができる期間。そういったピッチ外での成長は選手たちに促したい。サッカー面では攻撃の部分でもう少しレベルアップしたい」と話した。

 次戦に向けては「新人戦で代表権を獲得したことがないので、絶対に代表権は獲得して、かかわっていただいた方々が胸を張れるように恩返しできたら」と意気込みを語った。

▽令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区
令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区