丸岡・小阪康弘監督

 12月28日に開幕した第100回全国高校サッカー選手権。福井県代表は、今夏に地元で開催されたインターハイにも出場した北信越の強豪・丸岡。選手権福井予選では4試合で42得点と攻撃陣が爆発。記念すべき100回大会を目前に控え、チームを率いる小阪康弘監督に選手権に向けた意気込みなどをうかがった。

 初戦を前に小阪監督はチーム状況について「福井県予選の決勝後は一度落ちたのですが、その後徐々に全国レベルのチームと対戦したことで選手たちの意識も“県レベル”から変わってきて、上向きになってきている」と上昇ムードであるとコメント。

 対戦相手である阪南大高(大阪)については「個の力があるチーム。粘り強くやるだけです。それで勝機を見出すしかないかなと思います。阪南大高さんは立ち上がりから勝負を決めに来る印象がある。ウチが青森山田さんとインターハイで戦った試合も、MAXで入っていって、ちょっと抜いた時にやられてしまったので、引き締めて行きたい。そこが鍵ですね」と分析した。

 優勝候補の青森山田(青森)とは同じブロック。勝ち進めば再び対戦する可能性があることについて聞くと「やはりそこ(対青森山田戦)まで行って、“勝っても負けてもやり切った”というゲームをしたい。インターハイでの大敗を受けて、チームがどこまで成長したかを見せたい」と静かに闘志を燃やした。

▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権