関東一MF肥田野蓮治(写真=矢島公彦)

 3937校の頂点を決める第100回全国高校サッカー選手権が12月28日、ついに開幕。記念すべき第100回大会の開幕戦が国立競技場で行われ、関東一(東京B)が中津東(大分)を6-0で下した。

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 試合開始から試合の主導権を握る関東一は13分にMF若松歩のゴールで先制すると、22分にはFW坂井航太が追加点を奪取。さらに、前半終了間際にもMF藤井日向のゴールで1点を追加し前半を3-0で折り返した。

 後半開始直後にもFW本間凜が4点目を決め、35分にMF平形京太、39分にMF肥田野蓮治がゴールネットを揺らし6-0で中津東を下し2回戦進出を決めた。

「今日は立ち上がりから良い流れで入って、そこで早めに点を決めることができて、自分たちの流れに持ってくれたので、そこは良かったと思います」

 10番を背負う肥田野は、序盤で先制点を早めに奪うことができたのが、勝因だったと振り返る。

 ただし一方で、6点のゴールラッシュを決めながらも反省も口にする。

「今日の強度だったらまだ全然足りないと思うので、この2日間で、そこを意識的に変えて、2回戦を突破できるように頑張りたいと思います」

 関東一初の3回戦進出なるか。目標達成へ向けて余念はない。2回戦で関東一は、尚志瀬戸内の勝利したチームと対戦する。

▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権