4月6日に開幕した高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プレミアリーグEASTは前半戦の戦いを終えた(※第9節、JFCアカデミー福島対三菱養和SCユースの一戦は、雷雨のため延期されたため、未消化。再試合の日程は未定)後半戦は8月24日に再開!

 第9節までを終え(JFCアカデミー福島、三菱養和SCユースは8試合消化)首位に立つのは柏レイソルU-18。ここまで6勝1敗2分けで勝ち点20を獲得している。初昇格ながら堂々の首位を走るチームはリーグ3位、18得点を挙げている攻撃力もさることながら注目すべきは失点の少なさ。総失点数はわずかに5で他チームを圧倒。9試合を終え、未だ複数失点の試合がなくその堅守がチームの原動力となっている。

 昨年度プレミアリーグEAST2位の清水エスパルスユースも好調をキープ。開幕から5連勝と勢いに乗り、首位を守ってきたが第6節で初黒星を喫するとその後はやや失速。6勝3敗で柏レイソルU-18に次ぐ2位で折り返し地点を迎えた。

 柏レイソルU-18、清水エスパルスユースと上位2チームに黒星を付けたのは昨年度チャンピオンシップを制し、日本一に輝いた流通経済大柏。ここまで4勝3敗2分けで3位。首位柏レイソルU-18との勝ち点差は6。連覇が懸かる後半戦での戦いに期待したい。

 一方、最下位に沈むのは青森山田。ここまで9試合でわずかに1勝(5敗3分け)と苦しんでいる。開幕黒星発進から勝ち点を取りこぼす試合が続いているが、8月2日より開幕を迎える全国高校総体を経て、接戦をモノにする“勝負強さ”を取り戻し、後半戦での巻き返しを図りたいところ。

 そして注目の得点王争いも熾烈を極めている。平川元樹(コンサドーレ札幌U-18)、大島康樹(柏レイソルU-18)、ディサロ燦シルヴァーノ(三菱養和SCユース)、大野椋馬(清水エスパルスユース)の4人が5ゴールでトップ。例年に比べ、得点数が少なく混戦模様のゴールランキングの行方にも注目が集まる。

 尚、プレミアリーグEASTは12月7日に最終節を迎え最終順位が決定。その後優勝チームはプレミアリーグWEST王者と日本一を賭け、同14日のチャンピオンシップに臨む。 

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