高川学園が4強入り

 1月4日、第100回全国高校サッカー選手権の準々決勝が行われ、等々力陸上競技場での第2試合では、3年ぶり12回目出場の桐光学園(神奈川)と3年連続27回目出場の高川学園(山口)が対戦。1-0で高川学園が勝利を収めた。

 5分、中山桂吾(3年)のファーストシュートでリズムを掴んだ高川学園だったが、30分過ぎから流れを引き寄せたのが桐光学園だった。

 31分にはベイリージャスティン勇誠(2年)のロングスローから川角歓紀(3年)のシュートへとつなげると、32分には左サイドを突破した寺内倖大(3年)のクロスを受けた10番の三原快斗(3年)がゴールを襲う。

 ところが、その桐光学園の攻撃をGK徳若碧都(3年)の好セーブで凌ぎきり、前半を無失点で終える。

 すると、後半15分のCKで高川学園が先制。流動的な動きで相手DFを惑わすと、途中出場の西澤和哉(3年)がゴール。3回戦で決勝点を奪ったスーパーサブがついに均衡を破った。

 桐光学園は後半7分に左サイドを突破した三原からのパスに米山悠葵(3年)がミドルシュート、さらに16分に三原がバイシクルシュートでゴールを狙ったが、同点とすることはできず。

 結局、西澤のゴールが決勝点となり、高川学園が4強入りを決めた。1月8日の準決勝では青森山田(青森)と対戦する。

▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権