青森山田vs東山

 第100回全国高校サッカー選手権の準々決勝第1試合が1月4日に首都圏内の各会場で行われた。

 昨年夏の高校総体での同カードでは5-2で勝利した青森山田(青森)だったが、この試合では先手を取られた。16分に左サイドを崩されDF仲里勇真にクロスを送られると、最後はDF夘田大揮に豪快なヘディングを決められて東山(京都)に先制を許す。追いかける展開となった青森山田だったが、前半終了間際にFC東京加入内定のMF松木玖生がPKを決めて試合を振り出しに戻すと、53分にはFW渡邊星来がゴールネットを揺らし逆転に成功。試合はこのまま2-1で青森山田が逃げ切り4大会連続で準決勝進出を果たした。

 同じ九州の東福岡(福岡)と佐賀東(佐賀)を下して勝ち上がってきた大津(熊本)と、鹿島学園(茨城)に2-1で競り勝った前橋育英(群馬)の一戦は、11分のFW一村聖連のゴールが決勝点となり、1-0で勝利した大津が初の4強進出を決めた。敗れた前橋育英は試合の主導権を握るも最後まで大津の堅守を崩せなかった。

【準々決勝第1試合結果】
大津 1-0 前橋育英
東山 1-2 青森山田

▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権