国立競技場で大津と青森山田が激突
第100回全国高校サッカー選手権の決勝が1月10日に国立競技場で行われ、冬の高校日本一が決定する。決勝の舞台に立つのは大津(熊本)と青森山田(青森)。
予選からの失点は僅か1点と堅守を誇る初の選手権全国制覇を狙う公立勢の大津は、初戦で 中部大第一(愛知)に5-0で大勝すると、その後、東福岡(福岡)、佐賀東(佐賀)の九州勢を連破。準々決勝では苦しみながらも前橋育英(群馬)を1-0で退けた。さらに、新型コロナウイルス陽性者が出た関東一(東京)との準決勝は、不戦勝で勝ち上がることになった。
対する前人未到の令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 EASTとの3冠へ王手をかけた青森山田は、今大会でも、初戦となった2回戦で大社(島根)を6-0で撃破。3回戦で阪南大高を3-1で下すと、準々決勝では東山(京都)に逆転勝ち。高川学園(山口)との準決勝では6-0と、貫録の強さを見せつけてきた。
果たして節目の100回大会を制するのはどちらの高校になるのか。3937校の頂点を決める、国立頂上決戦の運命のキックオフは14時05分だ。
▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権