青森山田MF宇野禅斗（写真＝矢島公彦）

　1月10日、第100回全国高校サッカー選手権の決勝、大津(熊本)対青森山田（青森）の一戦が国立競技場で行われた。試合は前半の37分に青森山田が先制すると、その後もゴールを重ね4-0で大津を下し、3大会ぶり3度目の優勝を果たした。

　キャプテンのMF松木玖生とのダブルボランチで優勝に貢献した青森山田MF宇野禅斗は試合後、テレビのインタビューに応じ、今の気持ちを聞かれると「自分も先輩方の悔しい姿を見てきた。最高学年の年に優勝することができてすごくうれしい」とコメント。

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　このゲームの解説を務めた元日本代表の城彰二氏から、惜しくもゴールにはならなかったアウトサイドでのシュートについて聞かれると「ニアの方に選手が固まっていたのでファーがチャンスかなと思って右足を振り抜いたが決められなかった、それは次の課題」と話した。

　続けてこれから進むプロでの抱負について質問されると「まだスタートラインに立っただけ。青森山田での6年間を自分の糧として、ステップアップできるように頑張りたい」と述べた。

　さらに全国高校サッカー選手権大会第17代応援マネージャーを務めた茅島みずきさんから「決勝の試合前に話し合ったことや監督から言われた印象的な言葉などを聞かれると「ここまでインターハイとプレミアリーグEASTの“2冠”を達成して、選手権では4試合厳しい戦いが続いていたので、監督からは“最後は全員で楽しんで、思う存分戦ってこい”」と言われたことを話した。