11月14日、第94回全国高校サッカー選手権和歌山県大会は決勝を紀三井寺公園陸上競技場で開催した。

　決勝戦の舞台いあがったのは3戦15得点1失点の初芝橋本と3戦で8得点2失点で準々決勝で今季県内2冠の和歌山北をPK戦の末、撃破した近大和歌山の両校。決勝では3年連続の顔合わせとなったこの一戦は開始直後に試合が動く。2分、初芝橋本が川中健太のヘディングシュートで1点を先制。54分にも、平賀能捷が4戦連発となるゴールを決めリードを2点とすると、直後にこの日2発目となる平賀能捷のゴールによって近代和歌山を突き放す。対する近代和歌山は最後までゴールをわれず、6年ぶりの選手権出場を逃した。

　勝った初芝橋本は3年連続の選手権出場を決め、今冬に開催される全国大会で各代表校と戦う。