前橋育英MF徳永涼

 第100回全国高校サッカー選手権大会にも出場した、群馬の強豪・前橋育英。チームは準々決勝で、準優勝した大津に敗退したものの、随所に光るプレーを見せたのが、2年生ながら“前育のエースナンバー”14番を背負ったMF徳永涼だ。

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 前橋育英の14番と言えば、元日本代表の山口素弘氏や松田直樹氏らが背負った伝統ある番号。先輩の櫻井辰徳(徳島ヴォルティス)からそれを受け継いだ攻守の要はパスを左右に散らし、チャンスと見れば鋭い縦パスで攻撃のスイッチを入れる視野の広さ、展開力が武器だ。

 ダブルボランチの“相棒”であり「チーム内のライバル的存在」でもあるMF根津元輝やMF小池直矢、FW髙足善らとともに、新チームの主力を担う柏レイソルU-15育ちの司令塔が、前橋育英史上初となるプレミアリーグEASTでの戦いをはじめ、インターハイや選手権でどのような輝きを放つのか注目したい。

【プロフィール】
所属チーム/前橋育英
学年/2年
身長/174cm
体重/67kg
ポジション/MF
生年月日/2004年6月26日
中学時所属チーム/柏レイソルU-15