大手前の津組泰彰監督
2月5日、令和3年度大阪公立高校プレ大会予選グループが各地で行われ、ぬグループの大手前はチャンスを決め切れず0-2で富田林に敗れた。大手前は2敗で予選敗退となった。
ゲーム後、大手前の津組泰彰監督は「前半に押し込んでいた時間帯で点が取れなかったところと、どこも一緒だと思うんですが、コロナの影響でメンバーが変わったこともあり、うまく力を発揮できなかったところが敗因かなと思います」と試合を振り返った。
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2失点ともCKからの失点だったことに対しては「セットプレーはずっと課題にしていたんですけど、出来ている時は出来るんですけど、それがずっと続かないのがうちの課題で、ふとした時にDFが前に入られてしまって。そういうところが出てしまいました。」とコメント。
また、コロナの影響で「いつも同じメンバーで臨むことはできないので、その辺の対応力のところが、指導者も含めてまだまだかなと。上手く対応できていないところがあるのかなと思います。」と、チーム作りに苦悩していると話した。
今年のチームの特徴については「DF陣が2年生で前に1年生が多いので、先輩たちが守って元気な1年生が攻めるっていうのがうちの持ち味です」と説明。大阪でも有数の進学校である大手前の今年の目標は、春季大会と選手権でベスト16。しかし津組監督は結果よりも「まずは全員が揃ってサッカーが出来たらなと思っています」と全員が揃ってサッカーが出来ることを願った。
「学力のある子達なので、もっとクレバーにやりたいところなんですが、勉強とサッカーではちょっと違うところもあって、上手く対応できないところもあるんですが、これからチーム作りをしっかりやっていきたいと思います」と、大手前はこれから春季大会に向けて文武両道に励んでいく。
(文・写真=会田健司)
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