選手たちに指示を送る大阪市立東の百々谷聡監督
2月6日、令和3年度大阪公立高校プレ大会予選グループが各地で行われ、つグループの東は先制を許したものの、後半に追い付き1-1で大冠と引き分けた。これで1勝1分とした東は予選グループを2位で突破した。
ゲーム後、東の百々谷聡監督は「"普段やっている事を全力で出しましょう!"としか言ってなかったので、普段試合に出れていない選手も出せたので良かったなと思います。コロナの影響で練習時間を確保できなかったりもして、メンバーが揃わなかったりもあったんですけど、ちょっとでも結果に繋がって良かったです。大冠さんに胸を借りて出来たので、良いチャレンジができて、良いゲームになったと思います」と試合を振り返った。
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そして「勉強に力を入れている学校ですので、進学に向けて意識している生徒が多い中で、うちの子たちは『部活動にも時間を割いてがんばろう!』とやっていますので、ちょっとでも活躍出来ればいいなと。成績が伴えば良いですが、一つ一つ試合を大事に戦っていくだけです。状況が状況ですので、"ここに向かって"というのはできにくいかなと思います」とコメント。
東は7時間授業もある学校という事で放課後の時間も少ない。「『限られた短い時間の中で全力を出そう!』とやっていますので、現実的に失点をしないように、点を取れればなお良しで。最後の最後まで粘り強く頑張ってくれましたので、大きな収穫だったと思います」と、指揮官は大冠の猛攻を1失点に抑え同点に追い付いた選手たちを称賛した。
(文・写真=会田健司)
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