摂津の坂元博晃監督

 2月20日、令和3年度大阪公立高校プレ大会の決勝トーナメント2回戦が各地で行われ、摂津大冠に0-3で敗れ、残念ながら決勝トーナメント2回戦敗退となった。

 ゲーム後、摂津の坂元博晃監督は「摂津は普段人工芝でやっているので、逆にいい機会ということで、選手たちにはグラウンド整備もして頂いて、水抜きもして頂いて『感謝せなあかんで!』と伝えました。天気も回復して段々と普段通りにプレー出来てるようにはなってきたんですが、前半の終了間際に7番(大冠MF小池翔真)中心に人数を掛けられて、仕留められてしまいました。後半は"取りに行くぞ"というところで攻撃的にいったんですが、裏返されてしまって。やられるべくしてやられたという感じです。向こうはシンプルにプレーしてきて反応も速かったですが、うちは守備で奪うシーンはありましたが、全体的に反応が遅かったです」と試合を振り返った。

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【マッチレポート】令和3年度大阪公立高校プレ大会 決勝トーナメント2回戦 摂津 vs 大冠

 さらに、「公立大会はBチームの強化としてやらせてもらっていて、トップの調子の上がらない子も使いながらやりました。Bチームは大冠さんと3部で同リーグなので、選手たちには『リベンジせなあかんな!』と伝えました」とコメント。

 最後に坂元監督は「山田、美原、刀根山と予選リーグを戦ったんですが、山田戦はピッチも狭くていつ取られてもおかしくないところでセットプレーから点を取って勝って。そこからチームが良くなってきて、選手たちもこの決勝トーナメントに入って雰囲気的に気持ちも入ってきました。当初は4月からゆっくりチーム作りをしていく予定だったので、この大会に参加するかどうかも考えたんですが、この大会がなければ活動自体が出来なかったと思うので、チームのスタートとしても参加してよかったと思いますし、いい機会になったなと思います」と大会を振り返った。

 (文・写真=会田健司)

▽令和3年度大阪公立高校プレ大会
令和3年度大阪公立高校プレ大会