試合を見守る大冠の高田真光監督
2月27日、令和3年度大阪公立高校プレ大会の準々決勝が行われ、準決勝進出を目指した大冠は粘り強い戦いをみせたもののゴールが遠く、茨木に0-1で破れベスト8で大会を去る事となった。
ゲーム後、大冠の高田真光監督は「前半は風下だったので、"無失点で切り上げよう"と話していて、後半もある程度自分たちの時間が作れていたんですが。茨木高校さんを凄くリスペクトしていて、プレーの一つ一つが丁寧で思い切りもあって。逆に僕たちは大事な場面で小さなミスが続いて、そういう小さな差があったかなと試合を通して思いました」と試合を振り返った。
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【マッチレポート】令和3年度大阪公立高校プレ大会 決勝トーナメント2回戦 摂津 vs 大冠
これで公立校大会は敗退となったが、「今回はこれで終わってしまうんですが、このコロナ禍の状況で色々メンバーが入れ替わったり、いつもと違うポジションをやったりだとか、そういう事を本気のゲームの中で実践できたことはチームにとって凄くプラスになった大会でした。正直言ってここまで来たのも出来過ぎたと僕自身思っていて、このチームはまだまだ未完成のチームなので、ここからまずは土台をしっかり作った上で、上手さであったり技術の部分もインターハイや選手権までに身に付けていきたいと思っています」と、今大会がこれからのチーム作りに貴重な経験となっていくとコメントした。
(文・写真=会田健司)
▽令和3年度大阪公立高校プレ大会
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