日本高校選抜MF藤森颯太

　3月9日、「第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会」の本大会が開催され、東海選抜対日本高校選抜の一戦が行われた。試合は東海選抜が3-0で日本高校選抜を下した。

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　この日のゲームで後半から途中出場したMF藤森颯太（青森山田→明治大）は試合後「前半の2失点も前半終了間際だった。集中力というのはチームとして課題にしている部分なので、そこはしっかりやっていかなければいけないと思う」とコメント。

　試合での収穫については「仕掛けるタイミングの時に、仕掛けてクロスまで行けた。そこは大学生相手でも自分の強みとして（通用した）。ただ、まだまだやれていない部分も多くあるので、反省点や課題に取り組めるということが大きな収穫かなと思う」と答えた。

　後半は攻撃的なサッカーができたのではと問われると「大学生と試合をやれることがあまりなかったので、立ち上がりの部分ではスピード感やプレッシャーに劣る部分もあったが、徐々に慣れてきて自分たちがボールを動かせた結果だと思う」と話し、大学生との差を感じた部分に関しては「判断のスピードの差だったり、寄せるスピードだったり。あとはフィジカルの差。青森山田でフィジカルはやってきたが、そこは大きく差を感じる部分。全体的にスピード感が違うと感じた」と思いを口にした。

　投入されてからチームを引っ張るようなプレーが見られたが「良い形での攻撃は増えたが、何より点が入っていない。個人的にもシュートまで行く機会がなかった。チームの勝利に貢献するという自分の目標には辿り着いていない。個人としてはまだまだ」と自らを厳しく見つめた。