日本高校選抜DF12大川佳風

 3月11日、「第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会」の本大会第3節が開催され、日本高校選抜はU-20全日本選抜と対戦。試合はU-20全日本選抜が日本高校選抜を2-0で下した。

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 この日のゲームでスタメン出場し、攻守に光るプレーを見せた日本高校選抜DF大川佳風(流通経済大柏2年)は試合後「大学生相手に最初は攻撃に行こうとしたが、やっぱり守備から自分たちに流れを持って来ようと思い、守備を頑張った。1対1もあまり抜かれなかった。そこは自信になった」とコメント。

 相手のFW安斎颯馬(早稲田大)やMF角昂志郎(筑波大)といったトップレベルの選手たちともやり合い、しっかり守れたことについては「右SBも左SBもできるのが特徴なので、それをアピールできたのは良かった。ただ自分のストロングは攻撃なので、そこを出せなかった」と話した。

 今回のデンソーカップチャレンジサッカーはいい経験になっているのではと聞かれると「正直、U-18(日本高校選抜)の方で選ばれると思っていなかった。この大会に出られるのもいい経験になるし、ここにいるチームのメンバーもすごくレベルが高い。そういうところでやっていけることを感謝しつつ、そこでやっていかないとプロにはなれない。もっと自分をアピールしていきたい」と答えた。

 チームメイトで先輩の田口空我(流通経済大柏→流通経済大)のことに触れられると「田口選手はいいライバル。守備の部分だったり尊敬するところが沢山ある。それを吸収して、さらにレベルアップしていきたい」と語った。

▽第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会
第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会