サニックス杯初優勝を飾ったサガン鳥栖U-18

 3月20日、サニックス杯ユースサッカー大会2022の決勝が行われ、サガン鳥栖U-18(佐賀)が予選リーグ4戦4勝のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)を6-1で退け優勝を果たした。試合後に鳥栖U-18の田中智宗監督にお話を伺った。

ーー見事な優勝でしたが、試合を振り返ってもらえますか?

 広島さんも、お互いコンディションが良ければこんなに大差がつくようなゲームではないと思いますし、少しだけゲームの入りのところでうちが点を取れたので、うちに流れが傾いたのかなと思います。

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ーー前線からのプレスやボールを取ってからの展開が高校生とは思えない内容でしたが、試合に入るにあたって選手たちにはどういう内容の指示を送ったのでしょうか?

 トレーニングしか今までやって来れなかったので、トレーニングでやってきた事を初めての対外試合でどこまで出来るか。その中でも"この4日間を戦おう!"そういう気持ちで挑みました。ゲームをやってみないとわからない事もあったので、1戦1戦目の前の試合を戦って来たという大会だったと感じています。

ーー今大会で色んなメンバーを試したと思うんですが、トップに絡む選手もいる中で選手たちの成長が見えた部分はありましたか?

 今までは自分たちで紅白戦をする事しか出来ていなかったので、そこでやってきた事が全国の強豪チームと対外試合をやる中でどこまで出せるかというところで、チームとしてどうやったらやってきた事を出せるのかというところが大会を通じて成長できた部分だと思っています。

ーー対外試合が出来ない中でここまで意識を高く保てた秘訣は何だと思いますか?

 紅白戦で意識を高く保てたかどうかは正直わからないところなんですが、ただ彼らには目標というものがあって、個人としてトップチームに上がりたいと思っていますし、"ブレちゃダメなんだ"というのは僕らも話をしましたし。どうしてもモチベーションを高くキープし続けるのは難しいと思うんですけど、本当にお互い声を掛け合って、全寮制という事もあるので全員で寝食を共にしながら刺激し合って。福井だったりがルヴァンカップに出たりもした事で"次は自分たちだ!"と思ってくれたのかなと思います。

ーーもうすぐプレミアリーグが開幕になりますが、今年の目標を教えてもらえますか?

 いつも僕はそうなんですが、チームでどうと言うよりは、一人でも多くの選手がトップチームの契約を勝ち獲ること。それが一つの目的で、そのためには選手一人一人の成長が必要で、選手が成長した結果がチームの成長に繋がって、3位だったり2位だったりと良いメダルの色に近付いていければという風に思っています。

ーー昨年はプレミア1年目という事もありましたが、2年目という事で手応えもありますか?

 去年はまったくの未知だったので、アウェイでゲームをやる事がどんなものなのか、そういう事が1年通して経験できたことは大きかったですし、今年の新3年生と2年生の子達は沢山ゲームに絡んでいるので、経験値としてはスタートのところではうちにとっては分があるし、良いことなのかなと思っています。

 (文・写真=会田健司)

▽サニックス杯ユースサッカー大会2022
サニックス杯ユースサッカー大会2022