ゴールの瞬間、喜びを爆発させた三笘薫(写真=JFA)
日本代表はFIFAワールドカップカタール大会・アジア最終予選で、アウェーでのオーストラリア代表戦に臨み、2-0で勝利。7大会連続となるワールドカップ出場を確定させた。
【フォトギャラリー】カタール行きが決定!日本代表vsオーストラリア代表
2試合を残してグループ2位だった日本にとって勝てばカタール行きが確定、負ければ3位転落という大一番で、日本を勝利に導いたのは、三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ/川崎フロンターレU-18出身)だ。
84分に途中出場してから、5分後の89分だった。ペナルティエリアに抜け出した山根視来(川崎フロンターレ/ウィザス高=現・第一学院出身)からのパスに合わせて、ゴール左隅に流し込み、先制ゴールを奪取。
さらに終了間際には、左サイドから鋭いドリブルからDFを次々に剥がしていくと、右足を振り抜き、勝利を確信させる追加点まで奪ってみせた。
途中出場から一躍ヒーローとなった三笘は、「0-0で行くしかないと思っていたので、全部出し切りました。(ゴールを決めた後の気持ちは)覚えていないですけど自然とベンチに行きました。全員の力で取った勝利だと思います」と喜びを口にする。
また1点目のについては「ゴール前に行くしかないと思っていましたし、(山根)視来くんがあそこでボールを持った瞬間、フロンターレ時代からあそこからマイナスに来るのは分かっていた。素晴らしいボールが来ました」と振り返る。
一方、圧巻のドリブルから決めた2点目については、「サイドで時間を作ろうか迷っていたんですけど、力も余っていましたし、ひとり崩せば進入できるスペースがあったので、行くしかないと思って判断しました」と回顧した。