ドバイカップU-23を見事に制したU-21日本代表(写真=JFA)
U-21日本代表は3月29日、ドバイカップU-23の決勝で、U-23サウジアラビア代表と対戦。1-0で勝利し、見事に優勝を飾った。1戦目はU-23クロアチア代表に1-0、2戦目はU-23カタール代表に2-0と無失点での大会制覇となった。
サウジアラビア戦では、U-23クロアチア戦で得点を挙げた細谷真大(柏レイソル/柏レイソルU-18出身)、U-23カタール戦でともにゴールを奪った斉藤光毅(ロンメルSK/横浜FCユース出身)と山本理仁(東京ヴェルディ/東京ヴェルディユース出身)がスタメンに名を連ねた。またDFチェイス・アンリ(尚志出身)も先発し、今大会初出場となった。
試合が動いたのは20分。山本の蹴ったCKから細谷が豪快なヘディングを突き刺す。細谷の今大会2ゴール目で日本が先制に成功する。
そのまま1-0で試合を折り返すと、後半はチェイス・アンリ、西尾隆矢(セレッソ大阪/セレッソ大阪U-18出身)ら守備陣が奮闘。
60分にはGK佐々木雅士(柏レイソル/柏レイソルU-18出身)のファインセーブを見せるなど、サウジアラビアの攻撃を跳ね返し続け、見事に完封勝利を収めた。
殊勲のゴールを挙げた細谷は「今日のゴールは、これまでもセットプレーの練習には時間をかけて取り組んできて、ドバイカップの最後の試合でセットプレーから点が取れたというのはチームとして本当に大きいと思います」とゴールを振り返る。また、「ゲーム全体としては、立ち上がりは良かったのですが、後半に入って徐々に足も止まってきて、相手の攻勢を凌ぐ形になってしまいました。それでも3試合無失点というのはいい結果だったと思います」と語った。