U-21日本代表MF藤田譲瑠チマは収穫と課題を口にする(写真=JFA)
U-21日本代表は3月29日、ドバイカップU-23の優勝決定戦でU-23サウジアラビア代表を1-0で下して見事に大会制覇を果たした。
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昨年12月に大岩剛監督の下で発足し、今年3月初めに初活動となったチームにとって、初の国際試合となった今大会は3戦全勝。しかも、上の年代のチームを相手にいずれも完封勝利と、上々のスタートを切った。
全3試合に出場し、攻守で存在感を放った藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス/東京ヴェルディユース出身)は、「今後控える公式戦でも身体能力の高い選手と戦うことになるので、そこに関してこのドバイカップはすごくいい準備、経験になりました。自分たちが覚悟を決めるための良い期間になったと思います」と大会を振り返り、収穫を語る。
一方で課題も当然見えた。
「自分たちのサッカーをする時間をもう少し増やすことができればいい内容の試合ができたというところは反省点で、そこは所属チームで技術を磨いたり、身体能力を高めたり、次の活動までに取り組みたいと思います」
大きな手応えと今後の糧となる経験を得たU-21日本代表は今後、6月にウズベキスタンで開かれるAFC U23アジアカップに臨む。
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