U-17日本女子代表候補MF三冨りりか(写真=西森彰)
今年10月にインドで行われるFIFA U-17女子ワールドカップを控える「リトルなでしこ」ことU-17日本女子代表は、4月10日から開始していた候補トレーニングキャンプを同14日に終了させた。
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狩野倫久監督率いるチームは、今年2度目の合宿では、尚志高校(女子)やいわきFC U-15とのトレーニングマッチなどで強化を図った。
また初召集の選手がいるなか、コミュニケーションを取り、連係面の向上も目指した。
MF三冨りりか(神村学園)は、キャンプの手応えと反省を語る。
「今回のキャンプは前回のキャンプとは違うフォーメーションで新しいことにチャレンジしました。フォーメーションが変わり、今まで以上にコミュニケーションを取ることが大事だと感じました。
トレーニングでは、前線から積極的にボールを奪いに行くことを共有し、トレーニングマッチでは、攻守においてハードワークして勝ち切ることができたのですが、改善すべき課題が見つかったので、全員で向き合い、次につなげていきたいです。
3日目の夜には、佐々木則夫さんが講義をしてくださいました。その中で、先輩が作り上げてきたなでしこらしさを自分たちも受け継ぎ、大切にしていきたいです」
今後U-17日本女子代表は、5月と7月の国内トレーニング、8月の海外遠征、9月末の直前合宿を経て、FIFA U-17女子ワールドカップに臨む予定だ。
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