刀根山の6番MF小玉樹
4月16日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選が開幕し1回戦が行われた。刀根山は堺工科と対戦し、FW明田夏希のハットトリックの活躍もあり刀根山が9-0で堺工科に大勝し、2回戦に駒を進めた。
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刀根山の6番MF小玉樹は試合後「今日は上手くいった部分と上手くいかなかった部分がはっきりとあって、自分としても納得のできるプレーが出来なくて。個人としてもチームとしても課題が見つかったので、次の試合までに改善していければと感じました」とコメント。課題に関しては「ビルドアップの時に自分が寄り過ぎてスペースを埋めてしまっていたので、コートを広く使ってのビルドアップが出来なくて、前に出してもその後がなかったり。そういうところを追求していきたい」と分析し改善させていく必要性を口にした。
小玉が言うように前半はプレーが噛み合わない部分も多く、流れの中から崩す場面も少なかった。「課題を持ち帰ってチーム全体で共有して、どこが良くなかったのかを話し合う事が大事だと思います。CBがボールを持った時に、受け手がどこで欲しいのかを伝えることが大事だと思うので、コーチングのところをもっとやっていかないと」とビルドアップの際のイメージの共有が足りなかった。「アンカーのポジションなので全体を操れるようにしたい。スペースで受けて逆に振れるのが自分の持ち味なので、ボールを貰う位置を改善させたい」と自身の特徴を活かせず、小玉には大勝した後とは思えない程悔しさが残った。
しかし流れの中で崩せない展開が続いた前半にセットプレーでリードを広げられたことが後半のゴールラッシュに繋がった。「キックの精度は自信があります」とCKのキッカーを務める小玉は精度の高い右足のキックで先制点と3点目で2本のアシストを記録した。
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