履正社のインターハイ大阪予選初優勝に貢献したGKジョンカミィ信バー(写真＝会田健司)
履正社は令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選準決勝で近大附を破り、5大会ぶり4回目全国大会出場を決めると、決勝では関大北陽を下し初優勝を飾った。
昨年はGK平尾駿輝(カターレ富山)という絶対的守護神が君臨していた履正社だが、新チームになりプレミアリーグでGK湯地駿介が活躍。2年生のGK植野麟兵の台頭もあり、GKジョンカミィ信バーと3人で１つのポジションを争っている。
そして今大会、履正社のゴールマウスを任されたのはGKジョンカミィ信バーだ。
新チーム始動から期待されていたジョンだったが、春先のカップ戦ではハイボールの対応やコーチングに不安定さがあった。プレミアリーグでは控えに甘んじていたが、ここに来て安定感を増しチャンスを掴んだジョン。
準決勝の近大附戦では「常翔学園戦も東海大仰星もロングスローから失点していたので、それだけはやらせたくなくて"何が何でも止めてやる！"と気持ちで止めました」と相手の決定機を阻止し無失点に抑える活躍。 「昔からFPをやっていた時もPKだけGKをやるぐらいPKは大好物で、PKになったら僕の時間。それぐらいPKは負けない自信がありました」とPK戦では踊るような構えと笑顔で相手に圧を掛け勝利に貢献した。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選
