選手に指示を送る成立学園・山本健二監督（写真奥）

　4月23日、令和4年度関東高校サッカー大会東京予選の準決勝が開催され、國學院久我山対成立学園の一戦が行われた。試合は成立学園が2-0で國學院久我山を下し、決勝進出とともに関東大会の出場切符を手にした。

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　この日のゲームに勝利した成立学園の山本健二監督は試合を振り返り、「ポゼッションもできるしフィジカルも強い國學院久我山さんが相手だったので、そういうサッカーに対応できるよう、準々決勝後の一週間でトレーニングしてきたものが今日のピッチでできたんじゃないかと思う」とコメント。

　國學院久我山を無得点に封じた守備陣については「守備的になることは分かっていたので、相手の攻撃のところはFW塩貝健人選手が起点となるので、そのこぼれ球をみんなで拾おう、ボールに対しては2、3人でサンドして奪いに行こうという話をしていたことが選手たちの意識にあって、セカンドボールを拾えたんじゃないかと思う」と話し、攻撃陣については「相手の両サイドが上がってきているので、そのサイドをうまく使っていこうという話はしていた。ただ相手も上手くてなかなか崩せなかったが、いい時間帯で点が取れたのが良かった」と続けた。