佐野日大を率いる海老沼秀樹監督(写真=多田哲平)
佐野日大は5月7日、令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選の準決勝でさくら清修を2-1で下し、決勝進出。同時に関東大会への切符を手にした。
さくら清修との準決勝を勝ち抜くのは決して簡単ではなかった。
前半は思うようにリズムを掴めず、一瞬の隙を突かれて先制点を献上。さくら清修に押し込まれる時間帯も少なからずあった。
そこで、ハーフタイムに海老沼秀樹監督は選手たちに発破をかけたという。
『このまま負けるチームなのか、逆転できるチームなのか、真価が問われるから自分たちで変えていけるようなチームになっていきなさい』
そうした指揮官の言葉に選手たちは呼応し、本領を発揮する。中盤の主導権を握っていくと、サイドを広く使った攻撃で相手を揺さぶっていった。
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▽令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選
令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選