佐野日大が修正力を発揮しさくら清修を撃破!4大会連続で関東大会へ
同点ゴールを決めたDF緒形一真=4番(写真=多田哲平)
令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選の準決勝が5月7日に行われ、佐野日大とさくら清修が対戦。佐野日大が2-1で勝利を収めた。
佐野日大が発揮したのは、見事な修正力だった。
前半は立ち上がりから一進一退の攻防が続く。佐野日大はサイドを広く使いながら攻撃を展開し、守っては相手のスピーディな攻撃に対応していった。
しかし34分、一瞬の隙を突かれて先制を許す。クリアミスを拾われると、相手の左ウイングFW11長澤大輝(3年)に、カットインから強烈なシュートを叩き込まれた。
その後、前半アディショナルタイムには相手MF7和氣渚央(3年)にポスト直撃のミドルシュートを浴びるなど、ゴールに迫られた。
それでもハーフタイムに海老沼秀樹監督から「このまま負けるチームなのか、逆転できるチームなのか、真価が問われるから自分たちで変えていけるようなチームになっていきなさい」との檄が飛ぶと、後半は球際での戦いで上回るようになり、徐々に主導権を握っていく。
▽令和4年関東高校サッカー大会栃木予選
令和4年関東高校サッカー大会栃木予選