宇都宮短大附のキャプテンDF北村朔也(写真＝多田哲平)
特に気合の入った声は印象的だ。
「ジュニア時代にともぞうFCにいた時から闘志を前面に出すタイプでした。試合になったら自分でもコントロールできないくらいに熱くなって、声が出てしまうんですよね。絶対に負けたくない気持ちが出てしまうというか」
その声の内容は味方へのコーチングだけではなく、ベンチやサポーターを「もっと盛り上げてくれよ！」というような煽りなど多岐にわたる。
それでも北村自身は意識しているわけではないという。
「一切考えていなくてその時の気分で出てしまいます。たまにチームメイトのみんなには、うるさいって言われます（笑）。でもそれも自分の良さのひとつなので」
自慢の闘志と声でチームを引っ張るキャプテンは決勝戦でも大きな存在感を示してくれるだろう。
(文・写真＝多田哲平)
▽令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選
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