専大松戸のMF志賀丈真(写真=多田哲平)
専大松戸は関東高校サッカー大会千葉予選の準決勝で習志野を3-1で下して決勝に進出。そして関東大会本選への切符を手にした。
習志野戦でひと際大きな存在感を放ったのが、トップ下でフル出場したMF志賀丈真(3年)だ。
40+3分に切れ味鋭くペナルティエリア内をえぐって、FW守輿生久志(3年)の先制ゴールをおぜん立てすると、56分には左サイドからのクロスのこぼれ球に合わせてチームの2点目を奪取。そして66分にはボレーシュートで勝利を近づける3点目まで奪ってみせた。
とりわけ66分のボレーシュートは圧巻。真芯を捉えられたボールは綺麗な弾道を描きながらゴール右隅に突き刺さった。会場に驚きの声が挙がるほど鮮やかなスーパーゴールだった。
「(FW9塚越)寛太がサイドを上がっている時に、中央には僕と(MF8石井)康太とふたりがいました。そこで、相手を惑わせたいなと思って、自分がファーに、康太がニアに、ふたりが交差するように入っていったら、ボールがちょうど自分のところにきて、そのまま打ったら入りました。普段から練習でああいう形はやっているので、良い感じで決められました」
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▽令和4年度関東高校サッカー大会千葉予選
令和4年度関東高校サッカー大会千葉予選