見事に県予選優勝を果たした日体大柏(写真=多田哲平)

 日体大柏は関東高校サッカー大会千葉予選の決勝で専大松戸を4-0で下して優勝。2連覇を果たした。

 根引謙介監督は大会を以下のように振り返る。

 「ハードな日程でしたし、対戦相手も力のあるチームばかりでした。1試合1試合、本当に気が緩めないなかで、緊張感を持ってやれました。選手たちが目の前の試合をしっかりやり切ってくれた部分は非常に良かったです」

 1回戦で木更津総合を5-0、2回戦で八千代を1-0、準々決勝で中央学院を1-0、準決勝で暁星国際を3-1で破り、上位2枠の関東大会への切符を手にした。そして専大松戸との決勝でも、タイトル獲得のため一切の抜かりはなかった。

 「中1日とコンディションのところで難しいなかで、選手たちは良い準備をしてくれました。決勝戦で勝つと負けるではやっぱり全然違うと思うので、勝ち切ろうというところで、全員がハードワークして戦ってくれたんじゃないかなと思います」

 準決勝から先発11人を入れ替えて臨んできた専大松戸に対し、試合の主導権を握り、4-0の快勝。前半は相手のハイプレスに苦しむ時間も見られたものの、最後まで攻守に連動したハイクオリティなサッカーを展開し続けた。

【マッチレポート】日体大柏 vs 専大松戸

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▽令和4年度関東高校サッカー大会千葉予選
令和4年度関東高校サッカー大会千葉予選