年代最高峰のチームが集まるプレミアリーグWESTで2位につける静岡学園にとっても、リーグ戦のようにはいかないのが、一発勝負のトーナメント。相手も違えば、その出方も変わってくる。県内では絶対的な地位を築く”王者”に対して、守りを固めてくるチームは多い。戦い方の違いに少なからず戸惑いがあったのは確かだ。

　「プレミアはやりあうので、こういう展開には絶対にならない。引かれた相手にどうするかを考えさせられる試合だった。トーナメントを勝ち上がるためには、もっと点を取る方法を考えないといけないし、プレミアでこういうゲームやってきていないので、そこは経験不足で、自分たちの未熟さ、それが分かって良かった」

【次のページ】 番狂わせの敗戦も糧に…静岡学園の川口修監督「自分たちの未熟さ、それが分かって良かった」（3）

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）静岡予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）静岡予選