大金星を挙げて喜びを爆発させた(写真=多田哲平)
右足から放たれたシュートがゴールネットを揺すった瞬間、磐田東の選手たちは喜びを爆発させた。
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選の準決勝で、県内最強とも言える強豪・静岡学園に勝利を収め、17年ぶりに決勝進出を決めた。
スコアレスのまま突入したPK戦、その4人目のキッカーを務めたのはこの日キャプテンマークを巻いたDF森蓮太(3年)だった。GK岡村虹輝(2年)が相手の3人目と4人目のキックを連続ストップしたあと、森のシュートが決まった時点でスコアは3-1。後攻の磐田東が2点をリードし、5人目を待たずして勝利を確定させた。
試合後に森は笑顔で振り返る。
「自分たちの力を出せれば良い勝負ができると思っていました。個人のスキルで劣っていても、組織で上手くやればしっかり戦えるという自信はあった。しっかりゼロで抑えられて、最後PKで勝つことができて、本当に良かったです」
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選