ドイツで揉まれて逞しさを増した伊藤は、初のA代表のピッチでも堂々としたプレーを披露した。前半は特に積極的な攻撃参加が目を引いた。
5分に堂安律(PSVアイントホーフェン/ガンバ大阪ユース出身)のシュートを演出したクロスをはじめ、度々のチャンスメイクで貢献。持ち前のフィード力を存分に発揮し、浅野拓磨(VfLボーフム/四日市中央工出身)の先制点も、伊藤のロングパスが起点となった。
21分のCKでは鎌田が蹴ったボールにヘディングで合わせて、自らもゴールを狙っていった。
「クオリティを上げるのと、その回数を増やさないといけない」としつつも、「前半はかなりゲームを支配できたと思うし、何度か良い攻撃参加から、(三笘)薫(ユニオン・サンジロワーズ/川崎フロンターレU-18出身)くんとのコンビネーションでチャンスも作れた」と伊藤は振り返る。
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