韓国大学選抜戦で鋭い突破を見せたU-18日本代表候補MF寺裏剣(写真=多田哲平)

 「トレーニングでは1対1で仕掛けても、できるなという感覚はありました」

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 静岡学園MF寺裏剣(3年)は、初のU-18日本代表合宿(6月18日~22日)をそう振り返る。

 これまでは「中学の時にちょっと県トレに入ったことがあるくらい」で、高校入学後は県選抜にも入ったことがなかった。

 しかし今年は、静岡学園でトップチームに昇格後、瞬く間に左サイドハーフのレギュラーの座を掴み、プレミアリーグWESTで存在感を発揮。切れ味鋭い突破と決定力を武器に、8試合消化時点で5ゴールを挙げ、得点ランキング4位につけている。そうした好調ぶりが冨樫剛一監督の目に留まり、掴んだ初の代表だった。

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▽2022年度 U-18日本代表 国際試合
2022年度 U-18日本代表 国際試合