チームは横浜F・マリノスに完封勝利

　今季これまで無得点ゲームがなかった横浜F・マリノスユースに完封勝利。「まだ（得点の）チャンスはあったし、あれを決めて勝てるようだと素晴らしいと思うが、どうしても1-0や2-0の僅差でずっと行ってしまうところにまだ弱さがあるのかなと。ただ、守から攻のところのコンセプトがだいぶ浸透してきた。理想のゲーム。欲を言えばキリがないけど、今のメンバーで、この暑さでよくやったと思う」と口にした。

　DF多久島良紀が今シーズンのプレミアリーグでは初出場を果たしたが「やはりキャプテンなので、チームを盛り立てることもできるし、指示も出せる。他の3年生にとっても、待ちに待ったキャプテンがやっと帰ってきたという感覚。頼もしい存在が後ろに来たという感じだろうから、周りも締まるし、すごくいい影響があるかなと。今日のゲームに関しては、まだ試合経験があまりないから半信半疑というか、万が一を考えてCBを2人用意しておいたが、使わずに最後までやれたのは大きかった」と主将の帰還を喜ぶ。

　開幕3連勝からの5連敗、ようやく連敗をストップした流通経済大柏戦、そして今日のゲーム。ここまでのプレミアリーグについては「春にスタートした時を考えると、5勝できたということが出来過ぎなくらい。“下手したら1勝もできないんじゃないか”という危機感を持ってやっていた割にはけっこう頑張ってくれたなと。暑い中でどれくらいできるかというところも不安視していたけれど、まあこれくらいできるのであれば。あとは和倉とか青森ユースを通じて鍛え直したいと思う」と語った。