この日の試合でゴールを奪った青森山田FW小湊絆

 チームは5連敗を喫した後に連勝。星を5勝5敗の五分に戻したが「この勝ちは大きいと思います。黒田監督も“勝敗をイーブンに戻すことは大きい”と言っていましたし、今日は何がなんでも勝つという意識で戦っていたので、結果が伴って良かったと思います」と口にする。

 キャプテンであるDF多久島良紀が戦列に復帰したことについては「まだ体の重さとかは見ている感じではあると思うんですけど、ここからインターハイまでには調子を上げてくれると思います。今日の試合でも多久島が戻ってきたことで守備陣の安定感も増しましたし、いてくれるだけで大きいですね。マリノスは今シーズン無得点の試合が無かったんですけど、絶対に無失点で抑えてくれると信じていたので、“前が1本、2本決めて勝ち切ろう”という話もしていました。守備陣が奮闘してくれたおかげで自分たちも頑張れましたし、点を決めることができました。本当に守備陣のおかげだと思っています」と堅守を誇ったディフェンス陣を称賛。

 連覇がかかるインターハイについて聞くと「暑さだったり苦しい戦いになると思うんですけど、前回優勝している分、シードも与えてもらっているので、そこをうまく利用して試合を有利に進められたらと思います。連覇は絶対に目指さないといけないと思っています。個人的にはチームの勝ちに貢献できるような潰れ役のプレーだったりももちろんですけれども、自分が点を決めてチームを勝たせられればと思っていますし、貪欲に得点王を狙っていきたいです」と意気込みを語った。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST